都心よりも、地方の方で子育てをしている親御さんにありがちなことかもしれませんが、
子供の習い事や、中学へ入ってからの部活の試合会場への送り迎えが、私にとってはものすごく辛いことでした。
これほど子供のやることに親が出ばって行かないといけないものなのか・・・
習い事でも、親の役員決めの様な事があったり、
中学校の部活でも、役員決めがあります。
中学校の部活では、毎週のように練習試合や大会があり、相手校への送迎、試合会場への送迎が当たり前になります。
もうね、普段よりも早起きして試合会場への送迎をしたりするのが、私にとっては本当に苦痛でしかなく、そこで他の親御さんと交流するのも苦痛でした。
子供のやりたいことを、自分が辛くてもやってあげるのが親の当たり前のことだという思いがあったので本当に気持ちがキツかったです。
テスト直前の土日も配慮なく試合が組まれるので中学二年生の秋頃から、子供と担任の先生と相談して部活の練習と試合について、テスト前の2週間くらいを休ませてもらうということを認めてもらいました。
もともと勉強が好きでは無い子供が、テスト前に部活で疲れてしまってほとんど勉強せず、ますます成績が下がってしまっていたので、困っていたこともあり、送迎も少し休める、と思って、思い切って相談してみて良かったと思っていました。
すると、三学期、子供はほとんど部活に行かなくなってしまいました。
子供に聞くと、それほど夢中でやっている訳では無かったので、家に早く帰れる方がいい。
という感じの答えが。
そうなんですよね、習い事も、部活も、子供がある程度やる気があって一生懸命やっているのって、見ていて分かります。
でも、そうでもない場合も、見ていてわかるんですよね。
私は、怒ってやらせるタイプではなく、
やりたくなければ、辞めればいいよ。他にきっと夢中になれるものが見つかるよ。という考えなので、まあ、多少やる気の無い態度で先生と対している態度については怒ることはあっても、
なぜ一生懸命やらないの❓と怒ったことはありません。
もしかしたら我が家の子供の場合は帰宅部の方が良かったのかもしれないなあと今は思っています。
それほど優秀な子ではありませんが、本当に少しづつ成績も上がってきて、今はとりあえず勉強を頑張ろうと声かけして、応援しています。
部活の土日の試合の送迎、冬の期間の暗い時間帯のお迎えも、今は無くなってストレスが減りました。
子供を育てるのは、それほど辛くないですが、
習い事での親御さんとの関わりとか、学校や部活でのほかの親御さんとの関わりが私にとっては苦い思い出が必ず出る、精神的にとても疲れる場となっています。
子供の成長に流されて、ちょっと辛い、嫌なこともなんとなくそのまま流されてやってきましたが、そういうものだと思ってやりすごすしかないのかなあ、と、これは子供が社会に出るまで続くのかなあと、思っています。